幼児9~12ヶ月に必要な発達は?
生後9~12月に必要な発達は?
○知能:
手でものを動かして、形や重さなどを調べる。
おもちゃを取るためにおもちゃ箱をあける。
ものが見えなくてもおもちゃがそこにあることを理解している。
また落としたおもちゃを探すようになる。
○模倣:
動作や表情を真似できるようになる。舌を出す、しかめっ面など。
バイバイなどの音声も真似できるようになる。
○遊び:
なんでも遊びの対象にしてしまう。(自分のからだ、衣類、食物、日用品等)
○身体機能の発達は?
目的:
身体的には膝立ちでのコントロールの訓練をすることで、歩行に必要な機能を高めていく。
移動手段:
つかまり立ちおよび伝い歩きである。
必要な要素:
つかまり立ちの中で頭を回したり、手を左右前後に伸ばすこと。
身体を前後へ揺することで、足の前後の体重移動を経験する。
後方に傾いたときに足首や足指を足の甲の方に持ち上げて倒れないようにする。
また倒れないようにするために、転びそうになった方向に足を踏み出して転倒しないように立ち直り反射が起こること。
伝い歩きで膝が伸びること、つま先が外に開くこと、足の移動をおこなうこと。
生後6~9月に必要な発達は?
生後6~9月に必要な発達は?
○知能:
ものの一部から全体を推測できるようになる。
自分と周りの空間、距離を理解しものの動きの軌跡を予想することができる。
大人に声をかけてもらうために手足をバタバタさせる。ボタンを押して音がでるおもちゃのボタンを押す。
好きな状態を維持したり、繰り返したりするために人や物に働きかける。
○模倣:
子供の前で首を動かして見せると、首を動かすのを真似する。
子供ができる範囲以内の動きや音声は真似しようとする。
○遊び:
興味の対象が自分の身体から周囲のものに広がっていく。
ガラガラを触って音がでると、繰り返し行おうとする。
○目標:
膝立ち位に必要な能力を獲得していくことが目的になる。
坐位~臥位への体位変換を行う。
移動:四つ這い移動。
○必要な要素
四つ這い移動では両手を交互に動かすために、片手で状態を支持する事が必要になる。
腹ばいでの上半身を持ち上げる手の動き。
腹ばいでの物へのリーチ運動。
頭を打ち付けないように側方、前方に手をばして倒れないようにする→パラシュート反応。
四つ這い姿勢は、両手の幅と膝の幅を広くすることで安定する。
しかし四つ這いで移動するときは少し両手、膝を少し内側に持っていくことで進みやすくなる。
この姿勢と動作を繰り返すことでその体の使い方を学んでいく。
四つ這い移動で腰が左右に振れることがあるこれは、骨盤周囲の安定が不十分であることを示している。
原子反射が残存しているとうさぎ跳びのような移動になってしま場合がある。
乳児の4~6ヶ月の必要な発達について
乳児の4~6カ月に必要な発達について
○4~6ヶ月の必要な要素
移動行うための準備期間。
首が座ることによる対称性の獲得していく。
抗重力姿勢、腹這いで伸ばした頭部・体幹をベースに寝返りと床で座る動作を獲得する。
寝返り・座りを獲得するには頭と首を動かせることが必要。
頭と首を動かしたときに、一緒に動かない手足、体の動き。
体と骨盤のねじる動き。
床で座る姿勢で体が倒れないように手で支えること。
頭と首の動きは寝た状態からの寝返りで横向きまでは頭と首を曲げる方向へ動かす。
横向きから腹ばいまでは頭と首を伸ばす方向へ動かす。
頭の位置を上下左右前後どの方向からでも頭を垂直に立て直す能力が必要。
寝返りは左右の手足の異なる動きが求められる。
例えば右に寝返りするときは、右手を曲げて左手を伸ばす。右足を曲げて、左足を伸ばす動きが求められる。
原始反射が残存していると手も足も両手同じ動き、頭と体が伸びる動きをしてしまうため難しくなる。
○4~6ヶ月の遊び
乳児はおしりや足を空間にあげ、足で遊んだり、反対に体を反ったりして寝返りの準備を始める。
腹ばいで首を持ちあげたり、足で地面をけってみたりを繰り返すことで肩の周囲に刺激が入り安定してくると、手伸ばしが可能になってくる。
○4~6ヶ月の視覚機能の発達
仰向けで手を伸ばしたり、腹ばい肘で体を支えることを繰り返すことで、手のひらでも体重を支えられるようになる。
視覚 仰向けで頭をまっすぐできるようになると、目のコントロールも徐々に向上してくる。
目のコントールが向上することで人の顔の区別もできるようになる。
このころには両目でものを見ることができるようになり、頭を両側に向けるようになる。
視覚の成長はまずは⓵水平方向②上下方向③斜め上下を見れるようになる。
乳児3ヶ月までの時期で重要なことは?
乳児3か月までの時期で重要なことは?
○はじめに
生後3か月までに発達の異常を見つけることは難しい。幼児がどのような発達を行うのか大雑把にでも把握しておくと起こりえる現象がとらえやすく不安が軽減すると考えられる。
〇運動面
頭を垂直に保持できるようになることが重要。
重力が支配し刺激に母胎から外界に放り出された新生児にとって生存することが課題。
丸まっている所で産道の通過を容易にするものであるが、身体を緩められず。体を丸めたままである。外界が安定していないので身体の結合部分を強化することによって姿勢の安定を図る必要がある。
原子反射が生存を助ける役目を担う。
原子反射には把握反射、曲げる側に向かうものとATNRなどの伸びる側に向かう反射がある。
原子反射によって曲げる、伸びるを交互に繰り返し経験することで反射回路が柔軟になり、自らの意思で動くための最初の一歩となる。
背臥位、腹臥位、抱っこなど様々な姿勢を経験する中で、頸部の周囲の筋肉を収縮できるようになり頭の垂直保持につながる。
頸部の筋肉が左右強調して働いているので、両手を合わせることができるようになる。
○認知面
原子反射により乳を探し、吸うことを理解するようになる。自分の視界に入ってくるものを見る。
だんだん動作が反射的なものから、繰り返すことによって、見る。聞く、声を出す、掴む動作を行えるようになる。その
動作を徐々に発展させると、指しゃぶり、手をかざしてみる。などの動作獲得していくようになる。
感情の発達は泣いている自らを落ち着かせ、自己を調節する。
母乳を飲むという行為は栄養を摂取するということだけではなく、母親とのつながりを感じる部分でもその影響が大きい。
そのため、離乳を早く強いられることは、その心地よい繫がりを立たれることでもある。成人になってからの性格にも起
因する。
視覚的には瞳孔反射、眼瞼反射などの防御性規制が働く。
眼球の動きが頭部の動きや上肢の動きに左右されるため、追視の範囲も狭い。
この時期は動くものに気づく程度である。この機能を繰り返すことで周辺視、中心視の識別能力が高まる。
子供はなぜウンチが好きなのか?
子供の頃の欲求は将来にどうつながるのか?
○はじめに
この記事を読むことで子供の時期に良くある行動をどうとらえたら良いのか考える一助になります。
○乳幼児の欲求をどう考えるのか?
フロイトは「人間の性欲は、小児の性欲を出発点としており、すべての神経症はその発達のゆがみから起こる」
としている。
赤ん坊は6か月過ぎると空腹を満たす欲求を超えて唇や舌が乳首に触れる刺激を求めるようになる。
これが口唇期と呼ばれている。この時期が最初の性欲を感じる時期である。
そこで性的な刺激を感じた乳幼児は乳首を噛むようにもなる。食欲以外で噛むという行動はほとんどない。
○なぜ3~4歳の子供はなぜウンチの話が好きなのか?
3歳~4歳になると、肛門に対して快感刺激を感じるようになる。
排便時の感覚刺激や便を貯めたうえで肛門がうずく感覚を感じ始める。
排泄は食べること同じく、重要な生理的現象である。
人間において生きるために必要な行為に関係する器官は常に性的な刺激と結びついている。
よってその後の人格形成に大きな影響を及ぼすと考えられる。
○5歳~6歳の男児は性器をさわるのか?
次に5歳~6歳になると関心が性器に移行する。男女ともに性器が中心という意味で「男根期」と呼ばれている。
この時期は性への好奇心や探求心が急激に芽生える。この時期より自分が男であることを強烈に意識し始める。
そのことが異性に対して興味が向けられるようになる。
○子供の頃の欲求が満たされないとどうなるか?
欲求が満たされないと人格がゆがんでしまう。時期時期で欲求が満たされない、満たされすぎた場合に人格形成に様々な影響を及ぼす。
例えば
母親に対する欲求が満たされすぎた場合→マザコンになったり、年上の女性にしか魅力を覚えなくなったりする。
口唇期に問題があると→露出症や異性の靴屋持ち物に性欲を抱くようになることがある。
肛門期に問題があると→サディストやマゾヒストになる傾向がある。
その欲求のエネルギーが最も膨大になるのは思春期である。
○おわりに
子供の時期時期に起こる欲求は人格の発達において、正常な反応であり、この時期欲が満たされないことで、大人になってからその反動が起こる可能性がある。
対応としては可能な限り欲求を邪魔せず、その行動を否定しないことが重要となる。
日本人の子育てを人種の観点から考える
日本人の子育てを人種の観点から考える
〇はじめに
日本の教育は他の先進国と比較し遅れていると指摘する情報を色々な所で聴く機会が増えてきてた。
他の先進国の子育ての真似をすれば発達に本当にいい影響があるのかの一つの参考になります。
〇欧米の子育てと比較して
欧米の子育ては自立性を徹底している。
日本では寝るときは親と子が同じ部屋で川の字に寝るのが一般的である。
欧米では子供のうちから寝室で一人で眠る。
日本では欲しいものは親が買い与える事が多いが、欧米は経済力に関係なく、ほしいものがあるときはアルバイトして自分で買うのが一般的である。
欧米は自立性を重んじた教育を徹底して行っている。
近年日本でも各家庭の判断で、このような子育てを行う世帯も増えてきている。
このような欧米の子育てを日本で行うことで発達にいい影響を与えることができるのであろうか?
〇欧米の子育てを日本で行っても良いか?
人種別の脳の発達を考えると、答えはNoである。日本人を含めたモンゴロイド(黄色人種)の脳は「甘え」によって育まれる構造になっている。
脳を20歳過ぎまで、幼い状態に保つことで、守られた状態でより多くの情報を取り込む脳の進化戦略である。
〇なぜモンゴロイドの脳は「甘え」を重視するのか?
モンゴロイドが出現した地域は北方で環境が厳しかったため、環境に対応するのに時間がかかっていた。
そのことが脳の発達においてじっくりと情報を集めることが優先されるように遺伝子に組み込まれている。
〇日本人の脳を育てるのに何が必要か?
現在の日本の子育ては、個室を与え、適切なしつけを放棄し、大変な時は携帯やゲームを与え、欲しいものはなんでも、与えるという教育を行っている。
現代の子育てはモンゴロイドの脳を弱体化させると考えられている。
親と一緒にいる時間が長いということは、現在の変動の大きい難しい社会に対応するために必要な「しつけ」を行っていく必要がある。
必要なものは親が与え、家庭内でも家族の一員としての役割を担う必要がある。
〇おわりに
今回述べたことは発達にとっての一つのファクターでありそれが全てというわけではない。
しかし共通して言えることは子育てを行う親自身が色々なことに目を向けて、そのファクターがお子さんにとって必要なのかそうでないのかを、判断する広い見識を持つことが、結果としてお子さんの良い将来につながると考えられる。
発達障害児もスポーツ選手を目指すお子さんも、東大を目指すお子さんも一人一人に対して個別の特性と科学的な知見を組み合わせることが最良の子育てではないだろうか。
人間関係のストレスは自らの経験によって作られる?
人間関係のストレスは自らの経験によって作られる?
○はじめに
人が生きていく上でのストレスはほとんど人間関係である。この記事を読むことで自分の解決できない悩みを考えるひとつの手段になります。
○例
幼少期母親が仕事で忙しく、抱きしめてほしいときあまり抱きしめてもらえなかった。大人になり交際相手に異常に接触を求めるため交際が長続きしない。そのためストレスを感じうつ病になってしまった。
○心の分析
心の中でうつ病を引き起こす本当の原因は自分自身で隠されてしまっている。
その理由は本当に些細な事であったり、恥ずかしい事だったりする。よって自分自身ではその事が原因だと認めたくなくなる。
すると心の深い部分にいつの間にかおしこめてしまっている。これが無意識として心に「トゲ」のように刺さっている。そのために様々なストレスを感じるようになる。
○どのように解決するのか?
心に刺さった「トゲ」を認識して原因不明の不安を解消することが重要である。
○おわりに
現代社会において人間関係のストレスを抱える方は本当に多いです。今回のように「トゲ」を認識するには精神分野の専門家の治療が必要になるかもしれません。まずご自身で行える事として、環境を変えてストレスを減らしたり、「身体セラピー」を受けて身体の中のストレスを減らすことで気持ちが楽になり心のコントロールが行いやすくなる場合もあります。